こんにちは~ゆるかわです。
介護施設への拒否が強いと
せっかく用意されてる介護サービスも利用できないままになってしまいます。
施設への拒否が強い親さんは一定数いると考えられます。
はい、私の父もここに含まれます^^
せっかく介護保険があるのだから、サービスを使うといいのに…と思いますが、
そうそう上手くいかないこともありますね。
施設への拒否が強い親について考えてみましょう。
昭和生まれの私たちの親世代には、
・家が一番
・施設は嫌
という人が多いです。
これには、親たちが生まれた時代背景や国の政策も関係しているのではないでしょうか。
まあ、無理もないわよね~とも言いたくなります。
日本に介護保険制度が導入されたのが2000年。
介護保険サービスは、まだ20年ほどの歴史しかありません。
そのころ60代だった親は今80代。
介護保険制度なんて他人事だと思っていたでしょう。
まさか自分たちが施設に行くことになるとは?
想像もしなかったかもしれません。
例えば、今50代なら80代まであと30年あります。
それだけあれば、心の準備も出来ます。
子供の世話になるより、施設で暮らすのもいいわね~と、自分が納得出来ます。
また、それまで介護サービスを使うのが当たり前の世の中をさんざん見てきている私たちなら、
きっと抵抗なく施設に行けるでしょう。
でも、その頃に施設があるのか?という心配もありますが…(笑)
施設を嫌がるのはなぜ?
ここで言う施設とは、デイサービスやショートステイも含みます。
施設を嫌がるのは何故でしょうか?
施設へ行くと、自分勝手なことができない、わがままも言えないと思っているからでしょう。
また、社会のルールに順応したくない気持ちがあり、
自由に過ごしたい気持ちも強いのでしょう。
家以外のところに行くことで、自分のペースを崩したくない。
ある意味、自分を持ってる人です。
でも、悪く言えば頑固な人とも言えます。
施設を嫌がる人の性質
施設を嫌がる人の性質をさらに見ていくと、、
まず、自分の家が一番だと思っています。
よく旅行から帰ってきたときに、「やっぱり我が家が一番だね」と言う人がいますが、
まさにそれです。
そもそも、そういう人はそこまで旅行好きではないのかもしれません。
・床が変わると寝れない
・神経質
な面があるので自分の家でしか熟睡できません。
そこへもって、他人のいびきなんてあろうものなら、
気になって寝られません。
(自分もいびきをかくのに、、、)
だから、たとえ家が古くて狭くて快適じゃなかったとしても我が家が一番だと思うのです。
施設を嫌がる人には、典型的な出不精もいます。
何処にも行きたくない、が、やがては動きたくない
に発展する怖れがあり、ちょっとマズイです。
若いころから出不精だとすると…
ひょっとすると色々な経験も少なく、
鍛えられていないから肝が据わっていないかもしれません。
強がっているけど人見知りな面もあり
その性質がさらに施設を遠ざけます。
と、ここまで書きましたが…
これは、私の父のことです。
外では、外面を大切にするあまりに疲れるらしく、
家では、殿様と言わんばかりにくつろいでいます。
このタイプは昭和の典型的な頑固おやじに多いかもしれない。
昭和の頑固おやじタイプは、
人に頭なんて下げたくなく、上から目線で人を見下すところがある人が多そう。
全てが自分中心に回っていないと嫌な殿様気質なので、
施設なんて行くか~という気持ちを持っています。
そして、言葉には出さないけれど、心の中では
きっと(推測…)
施設に入ることはみじめなことだ
施設に入るのはかわいそうな人だ
と思っています。
自分はそんな風に絶対なりたくないと思っているので、
施設に行ってもいいよとは、まず言いません。
だから、デイサービスには男性利用者は少ない。
楽しむために行く、という女性のようなお気楽さがないのです。


頑固おやじを説得するのには苦労します。
認知症の人の拒否はどうしたらいい?
施設が嫌いで行きたくない人と、
認知症からの介護拒否はまた別の話になります。
認知症で介護拒否が強いと、家族は休む時間もなくなってしまいます。
そんなときは、認知症専門デイやグループホームを提案してもらうのが良いでしょう。
施設拒否にいい方法は?
根本的に施設が嫌だという人の説得は家族にこそ難しいと言えます。
施設はいいところなんだ~
施設に入った方がいいんだ~
という思えるようなサポートがあるといいですね。
まとめ
施設を拒否することについて書きました。
よく、「どうして親を施設に入れないの?」と聞かれます。
しかし、昭和の頑固なじいさん=父の考えを変えるのは簡単ではなく、
しかも、今、施設には簡単には入れないので、
なんとも答えようがありません。
これは経験してみないとわかりませんね。
私だったらサ高住に入りたいと思いますが
将来どうなることでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました
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