私事ですが、先日住所変更をしました。
両親がそろって要介護になり、私は自分の家(嫁ぎ先)から実家へ来ています。
実は住所がそのままになっていました。
当分、自分の家に帰れそうもありませんし、思い切って現住所を変更することにしました。
同じ県内とはいえ、住所が違うと結構不便なことがあるのですよね。
前置きが長くなりましたが、
住所変更した際に、マイナンバーカードの住所変更もしたのですが、これには想像以上に時間がかかりました。
便利にするために作られたマイナンバーカードのはずなのに、かえって面倒だと感じました。
そんなマイナンバーカードはこの先使えるようになるのだろうか?
一体将来何に使えるの?
そんな事も調べてみましたので参考になさってください。
- 県内なのでその日のうちに役所関係はすべて済むと思っていたが
- 住所変更をしたらマイナンバーカードの住所も変更する
- 次の日もまた市役所に行く
- マイナンバーカードの住所変更を忘れると大変なことに!
- マイナンバーカードを持っていると何が出来るのでしょう?
- 通知カードではだめなの?
- まとめ
県内なのでその日のうちに役所関係はすべて済むと思っていたが
私は、要介護の両親を抱えているため、時間的余裕がありません。
午前早くに元の住所の役所に行き、転出手続きを済ませて、書類を持ちその足で転出先の役所へ行きました。
通常の転入届はスムーズに受理されました。
住所変更をしたらマイナンバーカードの住所も変更する
通常の住所変更は、転出届を記入し転出先の役所で転入届を提出します。
マイナンバーカードを持っている場合は、転出先の役所にマイナンバーカードを持参して、マイナンバーカードの住所変更もしてもらわなければいけません。
※マイナンバーカードの住所変更は14日以内とされています。
マイナンバーカードには転入届の特例という制度があり、それを利用すれば簡単に済むそうなのですが、私は今回使っていません。
転入届の特例:転出する住所の役所でマイナンバーカードで手続きすれば、転入先の役所では転入届提出とマイナンバーカードの提出だけで完了するというもの
マイナンバーカードは簡単に手続きが出来ると思っていたので、転出時はマイナンバーカードさえ出せばすぐに終わると思っていました。
ところが、役所で言われた言葉は「また来てください。」
「住所は変更出来たんですが、情報が反映されるまでマイナンバーカードの変更はできないんですよね~。また明日以降来てもらうしかないですね。」だって( ゚Д゚)
次の日もまた市役所に行く
マイナンバーカードって、色々な手続きを簡単にするために国が作った制度だと私は認識していたのです。
なのに、住所変更だけで2回も役所に行かなきゃならないなんて!
どういうことよ( ゚Д゚)
ただ、やることが増えただけじゃん( ゚Д゚)
翌日、再び役所に今度はマイナンバーカードの住所変更のためだけに行きました。
昨日と同じ。
住民課です。
整理券を取る際、係の方に「マイナンバーカードの住所変更です。」と伝えました。
マイナンバーカードの申請?
マイナポイント予約?
私と同じ住所変更?
そこそこ混んでいましたよ。
とにかくマイナンバーカード関係だけで40分ほど待たされました。
コロナウイルス対策で、座る席は間隔が空いていたけど密空間には変わりありません。
やっと番号が呼ばれ、カウンターに行き、4桁の暗証番号を入力させられました。
6桁の番号も必要だったかは覚えておらず、、、ごめんなさい。
マイナンバーカードの住所変更には暗証番号は必ず必要になるので、これだけは忘れないで覚えておいた方がいいです。
住所変更すると、マイナンバーカードの写真の右側の枠に新しい住所が記載されます。
それがですね、凄く字が小さいんですよ!!
多分、アラフィフ以上の方は見えないと思います(笑)
私は役所で1人笑えました。
自動車免許証の住所変更の時に裏書しますよね、そんな感じです。
マイナンバーカードの住所変更を忘れると大変なことに!
マイナンバーカードを持っている人が住所変更した場合は、必ずマイナンバーカードの住所変更も忘れずにやりましょう!
もし忘れると面倒なことになります。
住所変更していないマイナンバーカードは引っ越しから90日で失効してしまいます。
自動車免許は更新しないと失効します。
でもマイナンバーカードは、住所変更しないで放置するだけで失効します。
これはかなり厳しいですね。
再発行手数料は1000円かかるんですって。
気をつけましょう。
マイナンバーカードを持っていると何が出来るのでしょう?
マイナンバーを作ったはいいけど、何に使えるの?と疑問に思っている方も多いと思います。
役に立つ日は来るのか?
そして、使いこなせるのかしら?
そもそもマイナンバーは絶対に作らなければいけないのか?
マイナンバーとは、2015年からスタートした個人番号のこと。
1人に1個与えられた12桁の数字です。
マイナンバーカードの申請は義務ではありません。
でも、国は出来るだけ作って欲しいと呼びかけています。
この流れには着いていけないわ~という人も多いはずです。
マイナンバーカードの普及率は2020年の4月の時点で16%です。
2019年の13.08%から、ほんの少し上がっただけです。
でも、お国はマイナポイントあげるから作ってと訴えかけていますね。
マイナンバーカードがあると出来ることは6つあるらしい
1 マイナンバーを証明する書類になる
2 コンビニで住所変更や印鑑証明などの書類が申請できる
コンビニで出来ると土日祝日も出来るのでありがたいですね。
3 行政などのオンライン申請が出来る
例えば給付金などの申請で使用します。
マイナポータルにログインして行います。
4 本人確認や身分証明書になる
銀行口座の開設やパスポート新規発行の時に身分証明書として利用できます。
5 民間のオンライン取引
6 国や市区町村の様々なサービス毎のカードの一体化
現在、国や市区町村の様々なカードのサービスを一体化していく取り組みがされていて、現在構築中です。
例えば、マイナンバーカードが保険証の代わりになる取り組みもあり、これは2021年の3月から受付スタートする予定です。
他にどんなものがあるのか?
マイナンバーカード普及促進の取り組み状況の表見てみましょう!
図書館のカードだったり診察券だったり、いろいろ。
通知カードではだめなの?
マイナンバーカードの申請は義務ではなく、国は申請期限を設けていません。
国はマイナンバーカードのことを、国民生活の利便性の向上に資するものとしています。
強制ではないけど、出来れば作って欲しいな、、作ってくれるならポイントあげるよ、最高5000ポイントだよ~と言ってるわけですね。
カードの申請を義務ではない、
としている一方マイナンバーを伝える、あの通知カードを2020年の5月25日で廃止にしました。
通知カードはマイナンバーを証明する書類や身分証明書にはなりません。
また住所を変更した段階で、通知カードの住所と新住所が同一ではなくなるので使用できなくなってしまうのです。
ですから、住所変更した段階で新しい市区町村にてマイナンバーカードを申請しなければならなくなります。
しかし、通知カードが2020年の5月25日で廃止になったとはいっても、通知カードは廃棄してはいけません。
マイナンバーカードを申請後、受け取る際に通知カードと引き換えになるからです。
日本って、あれこれ無くすと手続きが面倒ですから、まだマイナンバーカードを申請しないのなら通知カードは必ず保管しておきましょう。
まとめ
マイナンバーカードの住所変更、マイナンバーカードで何が出来るのか?というお話でした。
現状はマイナンバーカードの利便性ってまだよくわからない方がほとんどだと思いますし、役所の手続きはスムーズとは決して言えないのでは?と私は感じました。
これから、マイナンバーカードを作ってよかったと思える日本になっていくのか?どれくらいの人がマイナンバーカードを持つことになるのか?興味深いところです。
アナログからデジタルの時代になり、高齢な方にはさっぱり理解できないものが多くなりましたね。
マイナンバーカード、マイナポイント、キャッシュレスなどなど。
これから先、国の政策はもっと老若男女に理解しやすく受け入れやすいものであって欲しいと願います。
高齢の親を持つと余計にそう感じます。
最後までお読みいただきありがとうございました。