ゆるかわ日記

両親の在宅介護をするために実家に移住しました。母を見送り、今は父と暮らしています。ゆるやかに好きなように生きています♪

高齢になった両親との生活と、自分自身の老後を考える

 

今日は、 自分の親が高齢になり生活がどう変わって行くのか?

私の経験から書いていこうと思います。

 

両親や自分たちも必ず年をとります。

避けては通れないことだから、ご両親がご健在の方は

今、少し考えてみませんか?

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我が家では入院していた父がやっと退院しました。 

約3か月半の入院。

長かったです。

 

 

この3か月半で私の生活はガラリと変わりました。

それまでも両親の世話で週2回実家通いをしていました。

普通に働く主婦をしながら、

それでも私自身の生活は保っていました。

 

 

しかし、父が入院したことで私は会社を退職。

当初は会社に頼んで短時間勤務で働いてましたが

父の入院が長引き、もう仕事復帰出来る見込みはない😢と

退職を決めました。 

 

退職を機にこのブログを始めました。

今の私の楽しみはブログです。

 

私はとりあえずの実家暮らし。 

父の入院後、

私は自宅(嫁ぎ先)には殆ど帰れていません。

認知症の母にロックオンされて帰りたくても帰れなかったのです。

 

私の子供たちはすでに成人しています。

両親の事で私一人の手に負えないときは助けてくれます。

いい子に育ってくれたことに感謝しています。

 

私は一応長男の嫁。

夫の両親は別棟ですが一緒です。

夫の両親は2人共年齢相応で普通に生活出来るレベルです。

まだ介護保険のお世話にはなっていません。

ありがたいことです。

 

夫の両親はとてもしっかりした人達で、

昔のことですが、嫁いできた私に対し

「何かの時にはお世話になります。宜しくお願いしますね。」

と頭を下げました。

頭の低い賢い義理両親です。

私に頭を下げたけれど面倒をかけられたことは未だにありません。

私の方がお世話になりっぱなしで・・・

  

子供の手も離れ夫は何も言う人ではなく夫の両親もお元気。

私はある意味 自由の身です。

 

自分の親をみるのに今は確かにベストなタイミングではあります。

両親は私のこのベストな状況にすっかり甘え切っています。

 

 

私には弟がいます。

弟夫婦は両親が悪くなった途端に音沙汰無し。

父の入院中もたった1度しか顔を出しません。

 

両親が元気な時には、引っ越しの手伝いや産前産後の孫の世話etc

さんざん助けてもらったはずなのに。

 

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私はこの理不尽な状況に腹が立っていましたが、

気持ちを整理して今はこの生活を楽しめるようにはなりました。

 

両親は「弟は何もしてくれない、助けて欲しいのに助けてくれない」と

言いますが、こんな風に弟を育てたのは両親なのです。

  

両親はおそらく子供達の世話にはならないつもりで、

夫婦2人で暮らしていたのでしょう。 

父の昔からの口癖は、

『俺の事はほっといてくれればいい』

『孫が大きくなるころ俺はもうこの世にいない』etc 

実際は今、大きくなった孫たちにも面倒かけています。

  

元気な時は自分が年をとるなんて想像がつきません。 

若くて元気な時は考えたくないことかもしれません。

 

 

面倒なんてみてくれなくても結構。 

長生きしないから大丈夫。

こんな風に言う人もいます。

 

でも

老いは必ずやってくるのです。

人は必ずいつかは死ぬわけです。

個人差あれど肉体の老化は避けては通れません。

 

 

気持ちは若い頃と全然変わらないから

誰でも自分の年老いた姿なんて

きっと想像したくもないはず。

 

でも「年老いてから人の世話にはならない」なんてありえない話です。

人は1人では生きられないのだから。

  

私たちの親世代(昭和世代)は「世話にはならん!」

言う人が多いかもしれません。

 

もう今更、年老いた昭和の親には言えません。

もう頭が固くなっていて残念ながら話が通じないのです手遅れですね

 

高齢者の特性を見れば、

考え方も身体も何とかついていけるのは、

70歳くらいかな?と思います。

70歳までにはこの先のビジョンを決めて行かなくてはいけないのでは?

と思います。

もちろん私自身がです。

 

出来るうちに親子の話し合いをしておくべきでしょう。 

そして

私たち世代からは、

ちょっと先を見据えて、

親の方から子供や周りの人に素直に甘えて歩み寄り、

早いうちから子供世帯と一緒に住むことを前向きに考えることも必要かもしれませんね。

待っていても子供は来てくれません。

 

親が近くに居る方が あとあと子供たちが楽だと思うのです。 

 

  

国の介護事業はこの先どうなっていくのかわかりません。

施設も今ほど無いかもしれない、

と考えると家族のつながりがやっぱり大切。

  

家族での話し合いは早めにすることをお勧めします。

 

お読み下さりありがとうございました。

 

 

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