ゆるかわです。
2022年 新しい年を迎えました。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
昨年12月に私の母が亡くなり、もうすぐひと月になろうというところです。
今も、一日に一回は涙が出ますが、仕事や家事などの他事が心を紛らわせてくれています。
大切な人を亡くされた方、皆さんそんな風に日常そして人生を送っていらっしゃるのですね。
これも人生勉強なんですね。
さて、タイトルにもあるように、母を見送った後の父は…というと、
意外にも、とてもしっかりとしています。
食事はしっかりと摂れていますし、デイサービスにも行けています。
自分で出来ることは自分でしてくれていますし、介護度にも変わりありません。
父が落ち込んでしまうのではないか?
泣いてばかりいるのではないか?
食事をとらなくなってしまったらどうしよう?
などと、心配していましたが、
その心配は無用でした。
私が思っていたより、父は強い人でした。
年の功ということでしょうか。
父は、私なんかより、ずっと人生で多くの経験をしているのですね。
父も母も、共に自分の親を早くに亡くしています。
父は、母以外にも、親、弟、親友など、周りの大切な人をほぼ全員亡くしています。
父は戦時中の日本も知っていますし、この年代の人は幼いころから辛い体験をしていますよね。
母は父のこういう強さを知っていたんだなあ、
母は、そういう父にきっと頼り切っていたのかもしれません。
日本では、女性の方が長生きすると統計上出ています。
女性は夫に先立たれても強く元気に生き抜く、と思われていて、
妻に先立たれた男性は立ち直れるのか?と心配されるイメージがありますよね。
でも、どうやら私の父はそういう男性ではなかったようです。
母が亡くなる前、母の状態が良くない時には、会うたびに涙を流していた父ですが、
今は毅然としています。
ただただ、父のこと、凄いなと思います。
あ、そんな父ですが、今年は年男です。(寅年の阪神ファン)
お読みいただきありがとうございます。