久しぶりの更新になります。
皆様のブログへの訪問がなかなかできず申し訳ありませんでした。
さて、今はコロナで外出自粛中、お仕事を自粛されている職場もあるかと思います。
早く通常に戻ることを願うばかりです。
今日はある職場の話です。
皆さんの周りにはスタッフがなかなか定着しない職場はありませんか?
ハローワークでいつも同じところが募集しているとか、、、定期的に募集がかかってるとか、、、
そういう職場にはきっと何らかの原因があるのかもしれません。
今日はそんな話を書いていきます。
私の友人M子の職場
今はコロナで業種によってはお仕事がなくなってしまうという職場もありますよね。
私の友人M子の職場はコロナの影響は全くないようです。
で、M子の職場のある部署だけが、いつもスタッフが定着しないそうなのです。
ちなみにM子はその部署ではありません。
M子はいつも横目でその様子を見ているのだそうです。
せっかく新しいスタッフがその部署に入っても、ある一定期間経つと何らかの理由で必ずと言っていいほど退職されるそうなのです。
で、その部署の欠員を補うために、またスタッフを募集するのです。
M子は次もまた辞めるのかな?と思って見ているそうです。
すると、しばらくして、やはり思った通り新しいスタッフは辞めていかれるそうです。
「そんなにスタッフが定着しないならもう募集しなくていいのにね」
話を聴いていた私は思いました。
しかし、欠員が出来るとやはり業務に差し支えるようで、必ず募集をかけるそうです。
でもしばらくすると新しく入ったスタッフはまた退職してしまうのです。
そんなことをもう何度も繰り返しているそうです。
表の退職理由は一身上の都合?裏の理由は?
その部署のスタッフが辞める理由はいつも、一身上の都合により・・・だそうです。
一身上の都合、退職するときの決まり文句ですね。
新しいスタッフが入り、やっと仕事にも慣れてきてその部署の業務も軌道に乗ってきたかな?と思う頃、決まってその部署に入ったそのスタッフは辞めたいとの意思表示、退職願いを提出するそうです。
その間、早くて数か月~半年、長くて約1年~2年ほどだそう。
辞めたい? 理由は何?と尋ねると、
「家庭の事情」
「親が」
「子供が」
主婦によくありがちな理由が飛び出します。
上司は「うんうん そうなんですね~。それにしても、残念だな。せっかくいい方に来ていただいたのに・・・」と。
本音はなかなか語りません。
でも極一部の人には本当の理由は伝わって来るものです。
スタッフが定着しないその部署にはY子というベテランがいます。
その道もうかれこれ40年というY子は若いころからず~っとこの職場のこの部署で働いています。
彼女は、もう目をつむっていても、仕事が出来てしまうのです。
だって勤続40年以上ですよ。
出来ないワケがないじゃないですか~。
Y子は、始めのうちは新しいスタッフが入ると、あれこれと仕事を教えてくれるとってもいい人なのです。
しかし、慣れてくるとだんだんY子の本性は見えてきます。
新しいスタッフがちょっとでも仕事を間違えると決まってお説教が始まるそうです。
「いつまであんな間違いしてるの?」
「いい加減覚えてもらわないと困るわよ!」
などなど、チクチク言うのだそうです。
お説教は決まって誰も見ていない場所でするといいます。
そんなお説教は1回きりではなく、何度も何度も繰り返されるそうです。
そんな風にお説教されれば、緊張して出来るものも出来なくなってしまいますよね。
それで、しばらくすると新しいスタッフさんは辞めてしまわれるそうです。
裏の理由があることを、周りは皆、知っているのですね。
ベテランY子は一体どう思っているのでしょうか?
不思議で仕方ありませんね。
気が付かない上司
その部署のそんな事情に上司は全く気付いていないようです。
気付くどころか、上司は2~3年毎に異動で変わるそうですから。
気付く前に上司は転勤なのですね。
いえ、気づかないのではなく上司は気づかないふりをしているのかもしれません。
いつも募集してる職場
この職場のように、いつもいつもスタッフを募集している職場って何か理由があるのですよね。
私はM子の職場のこの部署のほかに、このようなワケアリな職場をたくさん知っています。
ワケアリ職場がいくらスタッフを募集していても、わかる人にはわかってしまい警戒されて、なかなかスタッフの確保が出来ないという職場は実際あるようです。
原因は元からたたなきゃダメ
ワケアリ職場にスタッフが定着しない理由がベテランやお局様なら、
本当はそこを何とかしなくては何も変わらないはず。
それがわかっているのに、何もしない、手を打たない。
そんな職場は昔から多いですね。
見て見ぬふりの事なかれ主義は日本人の特徴かもしれません。
まとめ
今回のコロナウイルスがきっかけで、世界中のあらゆることが変化しようとしています。
テレワークが導入されたことで働き方が大きく変わるかもしれない職場、学校の新学期時期、新たなウイルスが現れたことで生まれた新しい産業もきっとあると思います。
昔のままの古い伝統を重んじることも大切かもしれませんが、
むしろ日本人が苦手とするところは新しい風を吹き込ませることかもしれません。
古い職場にも、新しい風を吹き込むことが必要?と感じたお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。