ゆるかわです。
訪問ありがとうございます。
お盆が過ぎましたね。
今年は、昨年亡くなった母の初盆でした。
初盆と言えば、
こだわりがあるご家庭ですと、親戚一同が集まり、
祭壇には提灯や花などたくさん飾り
お坊さんを呼んでお経をあげてもらったりするのでしょうが
うちの実家は、お寺さんもないのでお経も無しです。
実家は昔からあまりこだわらない家でしたので、
今回、私も特に誰かに声をかけるということもしませんでした。
盆前に、夏場控えていたお供え用の花をまた買ってきて飾ろうと考えていました。
提灯は迷っていましたが、結局、準備しそびれてしまいました。
まあ、あまり形式にとらわれず、
母が好きだったものとかお菓子や飲み物をたくさんお供えして
じっくりと母を想おう…と思っていました。
ずっとコロナが流行っているということもあり、
世の中では、お盆のお参りや親戚の集まりも自粛モードです。
なので、まさか親戚も誰も来ないだろう?
と思っていました。
ぶっちゃけ、親戚のことなんて、
想定していなかったんです。
するとですね、
まだ盆に入らない8月11日、
(この日は山の日という祝日)
「今からそちらに行ってもいいかしら?」
と突然の叔母からの電話。
叔母=父の妹2人です。
(え?まだ盆ではないんですけど)
と思いましたが、「まだ、来ないで」と断るわけにもいかず、
来てもらうことになりました。
遠回しに「コロナが流行っているから、無理しないで」
と言ったのですが
「もうお供えを用意したから…」と叔母は言います。
しかし、私はこの日用事があり、
ちょうど叔母たちが来る時間には家におれないな、と思い
出かける前にバタバタとお茶の用意だけしておきました。
叔母たちは私の留守中、来たようです。
相手の都合は考えず、自分たちの都合で動く叔母たちです。
初盆のお参りはありがたいことですが、
13日~16日までの中にして欲しかったというのが本音です。
ほんのちょっとのことですが、
日にちをずらすということは
盆には他用があってそちらを優先したい、
だから日にちをずらしています、というのがバレバレなのです。
叔母たちにとっては
母の初盆は優先すべきではない用事で
単なる義務であるのがバレバレで
叔母たちの心の中まで透けて見えそうです。
コロナウイルスも「そういう本音と建て前の付き合いなんてもうやめろ」
言っているかもしれないな、とふと感じました。
形式だけのお詣りなら
もう無理して来てもらわなくてもいいわ、
と思ってしまいました。
だって、心がこもっていないのだから。
きっと、そんなことは、
亡くなった方にもすべてお見通しなのでしょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました
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