先日 担当ケアマネさんから母のためにおすすめしていただいた
認知症対応型デイサービスを早速お試させてもらいました。
今までになく母は喜んで行ってくれて穏やかでした。
お試しデイを始める流れ
デイサービスを始める際には
まず、1日だけお試しデイとして利用して
それで利用者側も施設側も問題無ければ
契約を交わしたあと、利用を開始するということになります。
お試しデイの前には
その施設の窓口役である相談員さんが自宅へ訪問してくれて
実際に利用者に会ってどんな人なのかを調査するという流れになっています。
認知症にありがちなこと
認知症の人の場合は面識のない人が家に来るだけで
不穏になることがあるため
訪問ヘルパーさんも頼めなくなることも
決して珍しいことではありません。
うちの母の場合は
昨年 いくつかデイサービスを紹介してもらったにもかかわらず
母の拒否が強くて対応が難しかったため利用には至りませんでした。
かと言って訪問ヘルパーさんが家に入ってくるというのも
もっと無理でした💦
結局、サービスを使えなかったわけです。
そうこう言っているうちに新型コロナウイルスで外出自粛の世の中になり
サービスを使うのは見合わせていました。
この秋、新たなデイサービスデビューとなったわけです。
認知症対応型デイサービスと他のデイサービスの違い
認知症対応型デイのお試し利用をするにあたって
相談員さんが家に来てくださいましたが
もう、そこから違っていました。
認知症対応型施設というだけあり
相談員さんが認知症の人と接することに
物凄く慣れていらっしゃるのがすぐにわかりました。
今までの中で一番丁寧で詳しい説明を受けたという感じで
私はそれだけで安心しました。
相談員さんがとてもいい人でした。
男性のベテランの方でしたが
柔らかい表情と言葉で対応してくださり
母も笑顔になりました。
体験デイ当日
調査に来てくださった相談員さんは
介護の現場にも入られるとのことで
当日は相談員さんが迎えに来てくださいました。
認知症の人は、介護のスタッフが変わってしまうだけでも
急に行かなくなってしまうことがあるので
そういう所も心配ですが
こちらのデイサービスはさすがの対応だな~と思いました。
母は嫌がることも無く
笑顔で出発しました。
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そして、無事に帰って来ました。
送りも相談員さんです。
母の表情は穏やか😊
リラックスして過ごせたようです。
お通い帳に細かく書いてもらえる
やはり認知症対応型デイサービスということで
慎重に対応して下さっているのはわかりました。
そして、大変細かく具体的なお便りも
娘の私としては嬉しいことでした。
~一部紹介させてもらいます~
デイへ向かう車中ではいろいろお話されました
到着後もスムーズに〇階のデイサービスへ上がられました
表情の硬さはありましたが
ウエルカムドリンクのコーヒーを飲まれ職員と話をされていました
他の利用者の様子をじっと見ておられました
というような文章で一日の流れが
紙の表裏全部使ってびっしりと書かれていました。
・トイレの様子
・入浴の様子
・昼食の様子
・午後の様子
もすべて書かれており
実際に見ていなくても母がどう過ごしていたのかが
想像がつくくらい細かく書いてくださっていました。
スタッフさんが丁寧に介護してくださっているのが
想像出来ました。
定員の多いデイサービスではここまでの事は
書いてもらないはずですし、
スタッフさんたちも書きたくても業務が手いっぱいで出来ないのが現状。
また、デイサービスの方針もそこそこで違います。
今回体験したこちらのデイの定員10名で、
現状は1日5~6名の利用があるということで
ほぼマンツーマンでの対応をしていただける所も気に入りました。
認知症対応型デイを嫌がられる家族がいるのも実情である
こちらのデイの相談員さんがおしゃっていました。
もっと利用者さんの人数を増やさないと…と上からは言われるけど
利用者さんがなかなか増えないんだそうです。
認知症の家族をお持ちの家族さんの中には、認知症専門のデイサービスに預けることに抵抗がある方も少なくはないのです。
親が認知症であることを受け入れたくなかったり、嫌悪感を抱かれるケースもあります。
ご近所に知られたくない、などの理由で普通のデイサービスを選んでいることも多々あるようです。
終わりに
今回のお試し体験デイ。
・母が笑顔で行ってくれたこと
・丁寧な介護
・上手な対応
というところがとてもありがたくて、信頼できそうで
私はこちらのデイサービスが気に入りました。
早速、利用したいとケアマネさんにお返事いたしました。
お読みいただきありがとうございます。