ゆるかわです。
こんにちは~
今日は、自分がまさかのクレーマーになった体験を書きます。
先日、コメントへのお返事という形の記事を書きました。
この記事では、
・なぜ、施設に入れたのか?
・なぜ、在宅介護を選ばなかったのか?
という質問に対して、私の返答を書いていますが、
上の記事を読んでいただくと、お分かりいただけるのですが、
私は、ほんとうは母を家に連れて帰りたかったのです。
母が退院後、自宅に戻らずそのままロングショートに入ったことで、私は自己嫌悪に陥りました。
はじめは、母が家から居なくなったことの淋しさから
3日ほど泣いたり落ち込みました。
喪失感です。
その後は
・母をずっと大好きな住み慣れた我が家に居させてあげられなかった
・在宅介護を続けられなかったこと
ことから、
自責の念、後悔の気持ちが出ました。
この間、ケアマネさんからは特に連絡はなく、
コロナ禍もあって、訪問も話す機会もありませんでした。
母がロングショートに入ってからは、
コロナ禍で、面会もさせてもらえませんでした。
母の体調レベルは1か月単位でどんどん下がっていきました。
母は(立てなくなって)緊急入院した時はご飯を食べれていたのに
ロングショートに入って1か月で食事を摂らなくなり、
すぐに経管栄養になりました。
そこから2か月足らずで誤嚥性肺炎で入院し、
その数日後に危篤状態になったんです。
あれよあれよと言う間のことでした。
・・・・・・・・・・
「こんなに早く進む(病状が)のは施設に入ったからだ!!」
と私は腹が立ちました。
ケアマネさんはロングショートを抑えることを優先して、
在宅医療を受けながらの在宅介護を提案しなかった…
もっと早い段階で、在宅医療 在宅介護という選択肢があったら…
と、私は思ったのですね。
そのことから、
私はケアマネさんを思いきり怒鳴りつけました。
ケアマネさんに電話し、
「もっと元気なときに、なぜ在宅医療を提案してくれなかったんだ!
母があんなに早く進んでしまったのは、施設に入ったからだ!もう手遅れだ!
どうしてくれるんだよ!!」
たしかこんな風に言ったと思います。
※施設はロングショートです
ケアマネさんは30秒ほど絶句し
少し泣き声になり、
そのあと私に謝りました。
「娘さんの気持ちわかります。
娘さんの介護の負担やお身体のことを考えての選択でしたが、もっとお話をじっくり伺うべきでした。ごめんなさい。」
たしか、こんな感じで話されたと思います。
まさか、自分がこんなクレーマー家族になるなんて
想像もしていませんでした。
いろんな利用者がいる
いろんな思いを抱える家族がいる
ケアマネや介護のスタッフたち等 現場の想い
私も介護スタッフ経験者として、十分に解っているつもりでした。
自分がクレーマーになんてなるはずがない、
自分は介護スタッフさんを理解している
つもりになっていただけ…
まさか、まさかでした。
決して、好き好んでクレーマーになるわけではない
のです。
・・・・・・・・・
あんなことを言ったけど…
今も、ケアマネさんとは普通に話せています(笑)
私の話を聴いてくれてありがとう、
と ケアマネさんには心から感謝しています。
介護する家族の立場にならないと
わからないことがあります。
全て学びなのだな、と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました
母の介護
母との別れ
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