ゆるかわ日記

両親の在宅介護をするために実家に移住しました。母を見送り、今は父と暮らしています。ゆるやかに好きなように生きています♪

危篤でもコロナ禍で面会制限

ゆるかわです。

 

コロナ禍で色々なものが制限されるご時世。

 

母の危篤の知らせが入ったとき、病院ではコロナ禍による面会制限がされていました。

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大昔から、電報の決まり文句と言えば、

ハハキトク、スグカエレ

そう、母が危篤とは、一大事!

 

そんな一大事!

制限されてる場合じゃないのに…

制限されてしまいました💦

 

昨年、母は、亡くなる少し前(1か月半程)

誤嚥性肺炎で入院していました。

 

入院後、すぐに発熱も収まり、

個室→大部屋に移ることが出来ました。

しかし、入院から1週間目、危篤状態となり個室に逆戻りすることに。

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午後3時頃、担当ナースさんから電話。

「本日、お昼前からお母さんの血圧が60を切っています。薬等を試みましたが、残念ながら改善されません…」

 

いつ何があっても、おかしくない状態。

心の準備をしておいてください、と告げられます。

 

私は「すぐに会わせてもらいたい」と言いました。

しかし、病院はコロナ禍で面会制限中。

ナース「ドクターに確認を取り、お返事します」

・・・・・

1時間程して返事(電話)が入りました。

ナース「ドクターからOK出ました。明日の午後からなら面会してもらって大丈夫です。」

 

すぐにでも駆け付けたいのに…それは出来ないと。

しかも、面会は人数と時間の制限アリ。

さらには、限られた人しか面会できない制限もあるとのこと。

面会できるのは、

・まず、配偶者はOK

・そして、子供もOK

しかし、孫はダメだと…

さらには、本人のきょうだいもNGだと。

※母方の親戚は遠方で、どちらにせよ来られませんが、近場ならきっと会いたいはず

そして、

・面会できる時間は午後のみ

・面会1回につき15分まで

・病室には入れるのは1人だけ

と言われました。

 

孫はダメ→これには、私の子供たちも、納得いきませんでした。

子供たちは、母の介護をよく手伝ってくれていたし、何としても会いたかったんですね。

 

大切な家族の最期になるかもしれないというのに…

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一人ずつ、15分の面会って、酷すぎます!!

しかも、一人ずつって無理よ!!

父は一人で歩いて病室なんていけないわよ!!

 

私は、そのことをナースに言いました。

すると

ナース「付き添いの人となら一緒に入って大丈夫です」

 

付き添いがOKなら、じいちゃんの付き添いを子供たちにやってもらえばいいじゃないの?と思った私。

子供たちにも話して、その線でトライすることに。

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受付にて用紙をもらい、面会者の名前、住所、電話番号を記入。

面会許可証を首からかけて病棟へあがります。

   こういうの↓↓

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※【通販モノタロウ】さんの画像

①父(おじいさん)+付き添い(孫=私の子)

②私1人

2グループに分かれて面会

こんな作戦を立て、やっとの思いで母に会うことが出来ました。

「ごゆっくりどうぞ」と優しく言ってくれるナースと、

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「面会が長すぎます!」とすごい剣幕で怒るナースも居ました。

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母はロングショートからの入院でした。

施設も面会禁止中で会えるのは受診日だけでした。

 

久しぶりに母に会えたというのに…

やっと会えた母は危篤状態(涙)

 

・・・・・

 

新型コロナウイルスで、大事な家族の死に目に会えなかった方が多くいらっしゃいました。

 

コロナに感染していなくても、コロナ禍による制限から、

今までの当たり前が当たり前ではなくなりました。

 

私たち家族のような思いをされてらっしゃる方は、きっと多いんだろな~と思います。

新型コロナウイルスで、家族との大切な時間まで奪われる…

そんなことが早く終わりますように願っています。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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