ゆるかわです。
いつもブログに来てくださりありがとうございます。
このところ、
突然、食べられなくなったら…というテーマで書かせていただいています。
私の母は、突然食べなくなってしまったことで入院し、
その後経鼻経管栄養になりました。
母が入院した病院が胃ろうが出来ない病院だったことと、
口腔の状態が良くなり嚥下力が回復すれば経管をやめやすい、ということから
経鼻経管で、、という話でした。
が、母の口腔の状態は変わらなかったようで、経鼻経管のままでした。
施設入所中と入院中に、母の口腔ケアがきちんとなされていたかは不明です。
(コロナで)面会させてもらえず、
母がどのように過ごしてるかもわからないですし、
閉ざされた空間である以上、疑いたくないけど疑いたくなってしまう心境にもなりました。
介護の仕事を経験しているから、いろいろなことが想像出来てしまい、つい、良からぬことを考えてしまうのですね。
ああ、私が口腔ケアしてあげていたら?
と考えてしまったり、私の悪い癖が出ていました💦
入院から約2週間で、母に退院許可が出ました。
元居たロングショートに戻るからなのか?退院カンファレンスはなかったです。
入院中、会えなかったけど
退院日にはやっと母に会うことができました。
でも、退院後すぐに目の前の施設に逆戻りですから、
対面時間は30分もなかったです😢
やっと顔が見れる
やっと触れられる
やっと話せる
母は私のこと覚えていてくれるかな?
胸が高鳴ります。
病室のベッドの上の母に近づくと…
ふっくらしていた母は、げっそり痩せていました。
別人のように頬がこけて、鼻からはチューブが垂れ下がっていました。
寝巻きではなく、母のお気に入りのグレーの服を着せていただいていました。
「○○子さん。おかあさん。」
あ~母は私だとわかってくれている。よかった。
表情でわかります。
ベッド上の母をぎゅっと抱きよせて私は言いました。
「家に連れて帰れなくてごめんね、そばにいてあげられなくて淋しい思いさせてごめんね、本当にごめんね。」
すると、母は
とてもか細い声で
「いいよ~」と言いました。
母の認知症はかなり進んでいるだろうけど、
私の言葉をわかってくれたのでしょうか。
母はきっと何かを感じ取ってくれたのかな?
母は、自分がこんなに大変な状況でも私のことを怒っていないのだろうか。
母とのツーショットが なかなかうまく撮れず
ああ、このままずっと母と居たいなと思いました。
ばあちゃんに一目会いたい、と付き添ってきていた私の息子は
病室には入れず、1階にて待っておりました。
退院時、一瞬だけ顔を見れました。
「ばあちゃん!○○子さん!」
ほんとうに一瞬です。
母は施設の車で施設に帰って行きました。
その後の私の仕事は
・洗濯ものの受け取り
・施設で要るものを渡す
・入院費の支払い
でした。
息子といろいろ語りながら
病院を後にしました。
半年前のことで、まだ記憶が鮮明です。
最後までお読みいただきありがとうございました
嚥下にまつわる話
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